塩沢産コシヒカリおいしさの秘密
食味ランキング28年連続 ”特A” 獲得
魚沼産コシヒカリは、作りての違いと、田んぼ一枚一枚でも味に違いが出てくる、繊細なお米です。工業製品ではないので、味にばらつきも出てきます。 米づくりに最も適した南魚沼の塩沢地区では余分に化学肥料を与える必要はありません。こしひかりたちのでは 農薬や化学肥料を抑えて おいしくて「安心・安全」なお米を栽培しております。
魚沼産コシヒカリは、食味ランキングでの評価がはじめられた当時、特Aが設けられた1989年以来、最高評価を続けてきた唯一の銘柄です。1989~2017年までの28年間、特Aを獲得した実績があります。
希少な塩沢産コシヒカリ
日本のお米の年間総生産量は約846万トン(新潟県は63万トン)、そのうち「魚沼産コシヒカリ」の生産量は約8万トン。
「南魚沼産コシヒカリ」は2万5千トン、その中でも「南魚沼産塩沢コシヒカリ」は約1万トン(総生産量の約0.3%)という希少なお米です。
実際には、縁故米といって自家用や親戚等に配られたりする分のお米が3割程度あると言われ、市場にでまわる塩沢米の量は約6000トンにまで減ってしまいます。
国内の全生産量にしめる塩沢米の比率は約0.07%しかありません。
その高い品質と深い味わいで日本全国、そして海外でも高い評価を受けています。その理由は、自然の恵みと人々のたゆまぬ努力が織りなす、数々の要素にあります。
自然の恵み
- 豊富な雪解け水: 冬の間に降り積もった大量の雪がゆっくりと解け、ミネラル豊富な水が田んぼを潤します。この水は、お米に旨みと栄養を与え、ふっくらとした炊き上がりを実現します。
- 肥沃な土壌: 長年にわたる堆肥や有機物の施肥によって、土壌は豊かな栄養分を含んでいます。この土壌は、コシヒカリの粘りや甘みを引き出す上で欠かせない要素です。
- 昼夜の寒暖差: 山々に囲まれた塩沢地区は、昼夜の寒暖差が大きいです。この寒暖差が、お米の糖化を促進し、甘みが増すと言われています。
人々の努力
- 伝統的な栽培方法: 塩沢地区では、古くから伝わる伝統的な栽培方法を守り続けています。手作業による田植えや草取り、稲刈りなど、手間ひまをかけて丁寧に栽培することで、高品質な米作りを実現しています。
- 品種改良: 新しい品種の開発や、既存品種の特性を最大限に引き出すための研究が続けられています。
- 品質管理: 収穫後も、選別、乾燥、精米といった工程において、厳しい品質管理が行われています。
塩沢産コシヒカリの特徴
魚沼のような中山間地でつくられたお米はデンプンの粒子が小さく炊飯時に熱で壊れにくく、表層のぬか層とデンプンの間にある旨味の層がデンプン層に細かく霜降り状に浸透しているため、精米後にも白米に旨味の層がしっかり残ることがおいしさの要因になっているといわれています。
- 粘り: 適度な粘りがあり、口の中でほどけるような食感が特徴です。
- 甘み: 濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。
- 香り: ふわっと香る上品な香りが食欲をそそります。
- ツヤ: 粒々の一粒一粒が輝き、見た目にも美しいです。
南魚沼市について詳しくは、南魚沼市観光協会へ。