舘野のこだわり
肥料へのこだわり

コシヒカリたちののお米は、農家である私たち自身が安心して食べられるよう農薬や化学肥料を極力使わない栽培を心がけております。
特に肥料にはこだわりがあり、肥料づくりだけのために3年の月日をかけて手間暇をかけた土づくりをしています。
そのこだわりの肥料は、お米由来の自家製堆肥で『もみ殻』や、『いりご(実の入らないくず米や、こごめ)』、 『米ぬか』、『お餅自体』、『酒粕』 などのお米由来の材料を地元の大地に自然にある『土着菌』で3年間発酵させたものを使っています。
お米の生育に必要な栄養・エネルギーに一番最適なものは『お米自身』という考えの元、施肥をおこなっています。
農薬や化学肥料を抑えた栽培は、実際には難しい栽培方法です。
農薬、化学肥料をほとんど使わないため、稲が弱りやすく、害虫の被害も受けやすいからです。 また自家製肥料は肥料を作る手間がかかりますし、化学肥料のように成分が数値化されるわけではないので、 肥料を田んぼにどのくらい撒くか施肥のコントロールが難しいのです。
もちろん、肥料を与え過ぎても、少なすぎても食味は落ちます。
そのため、通常の農薬・化学肥料を使った栽培に比べ、知識と経験が必要で、手間もかかります。
手間がかかった分、おいしくて、安全なお米になっています。
苗と田んぼのこだわり
4月 筋まき

筋まきとはお米の種まき作業の事を言います。機械を使って流れ作業で行います。 土、種、水量などの調節を行い、機械を通すと種まきが完了した苗箱の完成!

出来た苗箱をトラックに積んで育苗ハウスへ運びます。
ハウスの中に敷き詰め、保温・遮光の為にシートを箱にかけます。 そのまま一ヶ月程日差しに当てて稲苗を育てます。

4月の終わり頃、お米は発芽します。有る程度成長するとビニールハウスは一面は緑色。 緑のじゅうたんのようです!美味しいお米に育ってくれる事を願います。

5月上旬 田んぼにもみがらを巻く

田んぼにもみ殻を巻きます。
お米にとって一番必要な栄養はお米自身が持っています。 こしひかりたちのでは前年に採れたお米のもみがらを肥料として利用します。 この『もみがら』が美味しさの秘訣の1つです。
5月中旬 田んぼをうねる

田んぼをうねります。前の工程で畑にまいたもみ殻を土に練り込みます。
5月下旬 田植え

田植えの時期は地域により異なりますが、豪雪の南魚沼地区の田植えは5月の下旬から始まります。 さらに山間地や棚田になると6月に田植えをするところもあります。
6月下旬~7月 水管理【溝切り】

写真を見ると田んぼの中でバイクに乗っているようにも見えますが、これが田んぼの溝切りの風景です。
実際は溝切り機(エンジンのついた一輪車のような機械)という田んぼに溝を切る専用の機械です。
稲の間に溝をつけるのは、稲の根が土の中から肥料分や水分を吸収しやすいよう、 土の中でのびのび働けるようにするためのものです。

土の中の空気や温度を調節したり、有機物の分解で出てくるガスを抜くためには水管理が必要ですが、 この水管理をしやすくするのが溝づくりです。
この溝切り機で稲の列2~3メートルおきに15センチくらいの深さの溝を掘ります。
9月下旬~10月上旬 稲刈り

誰もが知っている農家の専門用語、『稲刈り』です。1年で最も忙しい時期になります。


田んぼのお友達も活発に活動する時期です。
10月 みなさまの食卓へ

こだわりの詰まった最高ランクのお米が、インターネットやお店に並びます。
早いもの勝ち!
ネットショップあります
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