おいしいお米を入手するための知識
南魚沼市塩沢ブランドコシヒカリを生産する農家が、本当に美味しいお米を入手して、もっとも美味しく召し上がるための豆知識をこっそり教えます。
格安米にご注意

極端に安い南魚沼産コシヒカリには要注意です。
ひどいところでは南魚沼産コシヒカリに新潟県産コシヒカリをまぜて、南魚沼産コシヒカリとして販売しているところもあるのです。
お米はDNA検査で混ぜ物があっても有る程度は判別できるのですが、同じ新潟県内のお米を判別できない事を利用した手口です。
極端に値段の安い南魚沼産コシヒカリは、混ざりものがある可能性が高いです。
本当に美味しい、混じり気無しのお米は、直販でしか買えません。
お米の買い方、選び方

お米屋?農協?農家?
お米の正しい選び方を知っている人は少ないです。 お米屋、スーパー、農協、農家・・・あなたはそれぞれの扱っているお米の違いはわかりますか? このページではそんな売り手でかわるお米の違いについて紹介します。
お店で買うお米

地域のお米屋さんや、スーパーなど小売店で扱われているお米は、農協から流れてきます。
多くの農家さんは、収穫したお米のほぼ全てを農協へ卸しています。買い取り値は安くても全てを買い取ってくれるため、収穫量に応じた収入を得られるというわけです。
問題はお米の取扱にあります。
地域の農家さんのそれぞれのお米には、栽培方法の違い、肥料、農薬の違い、地質の違い、専業農家が作ったか、兼業農家が片手間で作ったか・・・と様々な違いがあり、結果として採れるお米にも当然ながら、美味しいお米、そうでないお米もあるかと思います。

それらのお米が巨大なカントリーエレベータに混ざって貯蔵され精米されるため、せっかくこだわって作ったお米でも、味は平均化されてしまいます。

色んな農家から仕入れたお米をミックスしたものを、お店に卸します。
農家直販のお米
農家から直接買うお米の特徴はなんといっても
『農家独自の栽培方法で育った個性的なお米が食べられる。』です。
どんなに美味しいお米を作ったとしても、どうやって販売・営業するかが問題です。
収穫するお米の量はトン単位なのに、これを全て5kgのお米袋で売ったとしたら、何個売ったらいいのか…気が遠くなる数字です。
インターネットや直売所等で直接消費者に売る、お米屋さん、百貨店、飲食店等の業者に卸すなど、販売方法はあるには あるのですが、日々自然やお米や野菜と語り合っている農家にとっては、パソコンを使うのも営業の人と折衝するのも、どれも大変なんです。

こだわりの詰まったおいしいお米を食べて欲しいけど、売り方が難しい・・・
弊社こしひかりたちのは、インターネットにて直販しております。ぜひご利用ください!
お米を美味しく食べられる期間
米の賞味期限は夏場で1ヶ月、冬場では2ヶ月を目安にして下さい。
お米は直射日光や高温にさらされると、水分が蒸発し露となって袋の内側に付くことがあります。

このような状態になると、米は水に濡れたときと同様に、胴割れが発生し、米の表面が白く粉をふいたようになります。
こうなると炊飯しても糠臭が強くおいしくありません。
品質の劣化も早くなります。
米の保管には場所や方法に気をつけるとともに、できるだけ早く食べましょう。
味は食味ランキング
味を評価するのは食味ランキング
一等米は、お米の外観、粒の大きさ、着色米の有無などを目視検査にて調べます。
一定量の玄米のなかにきちんと整った形を している米つぶの割合(整粒歩合)や虫食いの有無、透明感が主として判定します。

お米の外観を見て判断するわけなので、実際は味の指標ではありません。
しかし粒が揃ったお米は美味しいですし、虫喰いなどがあると食べる時にどうしても気になってしまうので お米の等級がいい事に越したことはありません。
食味ランキングは、炊飯した白飯を実際に試食して評価する食味官能試験に基づき、 全国の産地品種について調査を実施しています。

食味試験のランクは、複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米とし、
これと試験対象産地品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、
基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、
やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価を行い、
この結果を、毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表しています。
贈答品で送るのでしたら、 見た目の評価の高い一等米を。
とにかく味にこだわるのでしたら、二等米だとしても食味ランキング特Aのお米を選びましょう。
魚沼産コシヒカリは、特Aを過去何度も獲得しております。